金継ぎ皿修理(2回目)接着
昨日の夜に素地固めをして4時間以上経ったので接着します。
今回使う道具はこちら、ヘラ、小小さじ、ガラス板、小麦粉、テレピン油、水、生漆、ゴム手袋
ガラス作業台とヘラ類は手作りです。ヘラは、使う場所や用途によってサイズや硬さを試行錯誤しながら作っています。
小麦粉と同量の水を混ぜ合わせガム状にします。それと同量程度の生漆をプレートに乗せ混ぜ合わせます。
これが麦漆です。麦漆の硬さは使いやすい硬さになるまで漆を足しながらよく混ぜます。
接着面に麦漆を薄く塗り貼り合わせる。はみ出した漆は、後の工程のためにある程度削り取る。
貼り合わせたら両面テープなどで動かない様に固定する。
風呂に入れ、三日間程乾燥させる。皿を重ねる場合は、箸などを間に入れて接着面に変な圧力がかからないようにします。
とりあえず。本日はここまで。
これから、毎日風呂の濡れタオルを交換しながら湿度を保ちます。