プリムスイータスパイダー液燃化
このストーブのレビューの時に、燃焼器具をVFストーブと交換して液燃化できるというお話をしました。それぞれのストーブを購入後にやってみた結果のご報告です。
昨年の冬、プリムスの燃焼器具を持って六甲山で一人鍋を食べているときに、ガス圧低下のため燃焼器具がまともに使えなかったことがあります。その反省を踏まえ、一人鍋用のイータスパイダーの液燃化を考えてみました。
何故か、我が家には、 PRIMUS P-134VF Express VF Spider 、EPA-SPD ETA Spider Stove(ETA SPIDER用の専用ストーブ)、P-136S Express Spider Stove Ⅱという、
同じような形をした、ストーブが三台あり、これを組み合わせれば液燃化できるんじゃないか?という安易な考えでこのプロジェクトは動き出しました。
結論としては、動きます。
で、なんで、この記事を書くことにしたのか?
それは、イータスパイダーのケースに入れて燃焼させた際に問題が発生しました。
組み合わせ状況、
PRIMUS P-134VF Express VF Spiderの燃焼ラインを取り外し(燃料ラインの交換だけしてはいけません) 、EPA-SPD ETA Spider Stove(ETA SPIDER用の専用ストーブ)のベース部分と交換するというもの、なぜこの作業をするのかといえば、VFのベース部分はチタン製、EPAは、鉄製で、マグネットで本体に固定できるようになっているのです。(そのままで使用すると動いて危険)
で、ここまで読めば、何の問題もないように思われますが、-2度の屋外環境で使ってみて分かったことは、空燃比が異なるので、不完全燃焼の度合いが半端なく発生してました。(そして、EPAより、VF側の発生熱量が高すぎるうえに、火力調整も難しい)でも、お湯を沸かすという単一の目的であれば使えると思いました。