コールマンケロシンランタン専用ケース製作(その四)
今日は、平日休みであいにくの雨
前回までは、ハリケーンランタン用エリアの製作をしてました。今回から仕上げ工程に入ります。
さて、今後の行程は、
1.部品外し(仕上げのために外す)2.ビス穴隠し3.段差削り、修正4.との粉掛け(研磨含む)5.パーツ組み込み修正6.ニス塗り7.研磨(240番)6.〜7.を三回(表層三回内部二回塗り)8.デカール貼り9.仕上げニス(表層クリア吹き付け)10.ポリッシュ掛け(内部・部品)11.ウオーターポリッシュ(表層)12.乾燥期間(10日)13.部品取り付け14.仕上げ修正15.完成
と言うような行程で進めます。
今回は、上の1.〜5.までの作業を行いました。細かな作業が多いので余り写真は撮れてません。
とりあえず。全ての金属部品を取り外しビス穴埋め。端材を削って穴サイズに近い寸法でカットしてから打ち込み。出っ張りをカッターで削りました。その後、電動工具でサンディングしてからとの粉塗り。
一昼夜乾燥させてから、紙やすりで再度サンディング・・。本体と全ての部品の研磨だけで2時間はかかります。さて、内部の乾燥もしたしさて仮組みと思って差し込もうとすると・・。差しこめません・・。要は、との粉を塗った影響で材木表面に凹凸ができてガイド部分と擦れて入らなくなったようです(ニスの膜厚分を考えていなかったのです・・)別途リューターで整形しようと思ってます。(手削りでは無理と判断)
《下地処理後の状態》
《各パーツ修正後組み付け》
《天板穴埋め修正後》
《側板穴埋め修正後》
早くニス塗りしたいなあ〜!
コールマンケロシンランタン専用ケース製作(その三)
超寒波が日本を襲い、外に出るのも嫌になりますね。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、ランタンケース製作も終盤に差し掛かってきました。今日は、ハリケーンランタンの固定部分の製作に入りたいと思います。このエリアに収納するランタンは、無メーカーのランタンが一台とフェアハンドランタンと先日購入した、別所ランプの3台のうち一台を収納します。ですので、一番大きなランタン+板厚二枚目分の厚さが収納部分の高さになります。最下段をフェアハンドランタン用その上に無名メーカーのランタンを置けるようにすることで底板の差し替えをしなくて済むような設計にしてあります。
ランタンの奥には、トランギアの燃料ボトル(プレヒート用のアルコール用)と、ランタンに付属されていたアルコール注入ボトルが収まるようにしています。
上部の固定板も美しく作れました。
横から見るとこんな感じです。
外回りの部品を取り付けましたが、何故かヒンジの左右を間違えて購入してしまい開き方向が逆になってしまいました。(最終的には、これで正解だったのですが・・。)あと、いつもは付けない開き用のノブも取り付けてしまうという失態も・・。
内部には、収納用の引き出しを三段取り付けました。百均の収納ボックスを改造したので全体の色目が合いません。一度サンディングして再塗装します。
あとは、数ヶ月かけて塗装と仕上げを行うのみ・・。
頑張ります。
別所ランプのランタン
昨日、ヤフオクで別所ランプのハリケーンランタンを見つけた。最近知った国内唯一の国産ランタン。(三年待ちぐらいらしい)現在、メーカーも製造を受け付けていないそうです。(女性の方1人で製造している。日産一台ぐらい?)欲しいなと思ってたら中古で見つけた。(昔の彼女に「心に思ったり、言葉に出すと現実に成る(=なので誠らしい)から、思ったことを言わない」と怒られたことがある。実際に良く当たる。)ホヤと言われるガラス部分にヒビが入っているものの、耐熱用の補修剤で修理すれば何とか使えそうだと思い入札。偶然、2人だけの戦いとなったので今日の仕事帰りに電車の中で見えない相手と戦った結果、無事にゲーット!することができました。ちょっとだけ想定価格より高くつきましたが・・。同じハリケーンランタンでもペドロマックスだと数万にもなりますがこいつは、意外と知られてない隠れキャラのような存在。昔、実家にも赤いランタンが有ったはずだが、神戸の震災やら何やらで多分処分されたんやと思う。結構、あっちこっち修理しないと使えないと思うけどなんか大切にしたいなと思ってる。
さて、今の世の中、LEDだとか、省エネだとか皆が口を酸っぱくして言っているものの、結局、時期が来たらまだ使えるのに更新したり、処分したり・・。個人的には、それを、省エネだとか環境保護だとか言っている人達が好きではない。よく考えればわかることですが、省エネ機器を製造すること自体がエネルギーを浪費してるんだから・・。それを、取り替えて処分して、そして、省エネになったぶんエネルギーを足さないと人は、文句を言う。なので、違うところでエネルギーを消費・・。なので、トータルすると消費されるエネルギーの和は、投資する前とイコールになるんだ。(笑)自分にとって省エネとは何か?と聞かれたら、古き良き時代のもの(手作りのもの)を、長く大切に使って行くこと。そして、エネルギーを浪費しないために体を動かし健康体である事。(できるだけ車はやめて歩く。遠出の時は電車を使う等)個人的には、ネットも要らない。便利すぎることほど環境に良くないのです。(あくまで、個人の意見です。)
コールマンケロシンランタン専用ケース製作(その二)
昨日から作り始めたケロシンランタンケース。今日は、職場でもらってきた廃材を使ってコールマン側の固定部品の固定&微調整・・。
一旦位置決めのため、マスキングテープとスポンジテープを使って取り付け位置の微調整。
最終調整した結果最上部の棚は、高さ60mmにしました。しかし、固定をした後でランタンが取り出せないことが判明しランタンをスライドさせて取り出す方法に変更しました。最上部の棚板と、ランタンのベンチレータの隙間が少なすぎました。
《10mmありません》
今回作っているランタンケースは、キャンプの祭使用するランタンの収納のみを考えて設計しているわけではなく、キャンプで使用する火器類を全て収納し、キャンプ中のミニテーブルとなるような設計を行なっています。(今のところ・・。)なので、ここには、ドラゴンフライやNOVAも収容されることとなっています。なので、ランタン上部の棚板には、燃料ボトルを二本入れる必要があり、これ以下での仕様はあり得なかったのです。(初期の設計では、4本のボトルを立てて収容する予定であった。)
《入れておきたい燃料ボトル》
《振れ止めパーツは仕込みます》
そして、今回のランタンケースに仕込んだ、ロック機能をつけました。
取り出しと収納は、下の写真の手順です。(収納は逆です。)
1.蓋を外す。
2.ベンチレータのロック板と燃料調節マミのロック板を外す。
3.右側のロック棒を引き上げる。
4.ロックがかかる迄引き出す。
一応こんな感じです。
左側の部分の関しては、ほぼほぼ完成といったところです。
右側は、フェアハンドランタンと各種灯油ストーブが2台収納される予定です。
そんな感じで、夏までに仕上がれば良いなあと思う今日この頃です。
コールマンケロシンランタン専用ケース製作(その一)
ふふっ!コールマンの286-288,2000-455j加え、639-700ケロシンランタンが加わった。
が、収納するケースがない・・。コールマンのプラスティックのケースが、好きでないのと、燃料ランタンは、二台セットで持っていくのでケースも二台収納できるものが良い。けれど、そんなもの世の中に売ってません。ですので、今まで手作りしたのがあるので、そのケースに入るかどうかを調べるため3台のランタンを並べたら・・。ノーススターよりでかい・・。
《コールマンのランタン3台 後に自作ケースを置いてみました》
と言っても数ミリ程度なので、ケースにはいるだろう・・。結果入った・・。しかし、ここで問題発生・・。この、ケロシンランタンは、吊り下げ用ハンガーが、普通に販売しているものと異なり90度ずれているのと、傘が非常にでかい事もありハンガーが大きくはみ出てます。
《ノーススターの一に収まりますが、ハンガーが出っ張ってます》
蓋を閉めてみると・・。閉まらない・・。
《良く見えませんがハンガーが引っ掛かってます》
仕方がないので、新たにケースを作ることに・・。
板を購入するために近くにコーナンに行ってみた。
無い・・。
欲しい厚さと、サイズの板が無い・・。
仕方ないので、売っている板のサイズに部品を落とし込む。(通路に座り込んで・・)
そして、図面完成!
しかし、一番大きな部品に使えるものがないので諦めてあるものだけ買った帰ろうと思ったその瞬間、横幅が、1830×910×15のサイズの一枚板を発見!
買った板を、その上に置いていき余った部分のサイズを測ると・・。
作れる・・。
その板を購入し、帰ってから工作開始!
切って、穴を開けて・・。
今日は、仮組なので(と言っても本気です。)とりあえず、箱の部分と、固定部品の製作は完成しました。
《ランタンサイズを間違い修正しましたが少し大きめのサイズです》
とりあえず、今日できたところまで・・。
《せっかくなので収納時のイメージを撮影してました》
作業終了!結構暗くなっていたので、キャンピングガスのランタン付けてお掃除しました。
《キャンピングガスのランタンは温かみがあって好きです》
我ながら、よくできました。
オプティマスNOVA修理その2 完結編そして試運転
先日、調子の悪かった#80NOVAの補修部品が届き早速取り替えたので、燃焼 試験・・。
カップリングを接続し、加圧開始!(漏れません)
そしてセッティング!(再チェック・・。燃料漏れなし)
そして、プレヒート開始、NOVAへの点火は数年ぶり?いい感じ・・。
炎が弱まったところで、パワー全開!NOVAの燃焼音は、『シュー(燃料が出る音)ぽわ!(点火した音)コ〜〜!(燃焼音)』って感じで意外と静か・・。(95db)
綺麗な炎が出ました。
治ってよかった・・。
で、次は、整備後の試運転2ドラゴンフライも灯油で燃焼試験、またまた、赤い炎と煙が・・。
そして、燃料コックを開けると・・。
シュー(燃料が出る音)ボッ!(点火した音)ゴ〜〜ジュルルル〜ゴー!(燃焼音)』って感じの爆音が・・(105db)
それぞれに良いところ、悪いところがあってどっちが好き?と聞かれたら、両方選びたい・・。そんな感じです。
ネット上でもこの二機種は、比較されますが2つとも細かい分類上は異なるので比較することはできません。ただ、メンテナンスのし易さと故障率の低さではMSRを超えるメーカーは、出ていません。
それと、オプティマスのストーブは、燃料を変更しても燃焼チップを交換する必要がないという利点があります。これは、白ガスから灯油に変更してもそのまま使えたりします。穴サイズを見た感じは、ドラゴンフライのDGの穴サイズぐらいだと思います。燃料ポンプは、ドラゴンフライが開発される前から(どちらかといえば対抗はアイスパーライト)製品化されていて(optimus 10)、その時代から少し改良が加わって現在の形となっているみたいです。
とにかく、ちゃんと動いてくれてよかったよかった。
燃焼器具灯油化計画
寒いのか、暖かいのかよくわからない日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、昨日去年からの懸案でありましたアウトドア用品の修理・分解整備がすべて終了しました。(OPTIMUS NOVAのクイックカップリングが最後)
《この部品1つが6000円て・・》
あ〜長かったし、高くついた。これで、一部ホワイトガソリン専用器具を除きすべての道具が灯油を使用できるようになりました。今年のアウトドアでの使用燃料は、灯油を使います。というのも、昨年アウトドア用品店を見学?しに行った際燃料を含め金額を見て驚いた。私がアウトドアを始めた頃からは想像ができないほど商品価格が高騰してました。ホワイトガソリンに至っては、4L缶で5000円と恐ろしい価格となっていました。(当時は、2000円ぐらいが相場)かと言って、赤ガスと呼ばれる自動車用ガソリンは、後の手入れと部品を腐食させるので使いたいとは思わない。あと、燃料コストの削減ということも兼ねて、アウトドア系の燃料を灯油系燃料に統一しようと思ってます。(一部、白ガスも残りますが・・)
ただ、照明器具に関しては、マルチフューエル系の燃焼器具は売っていますが欲しいと思わないので、灯油系ランタンを家でどうやって保管するかが問題となる(嫁は灯油集が嫌いなのでケースを作る必要がある。)。なので、当面の間照明に関しては、ガスランタンで我慢です。灯油ランタンを製造しているメーカーは、限られていて、
ペトロマックス(高い)、
コールマンのケロシンランタン(欲しい)、
フェアーハンドのハリケーンランタン(欲しい)
の三種類の中から2つを買いたいと思ってます。多分、コールマンのケロシンランタンと小型のハリケーンランタンを買ってしまうと思う。ただ、ハリケーンランタンについては専用のパラフィン燃料を使いたいと思ってますが・・。(灯油を使うと臭いがすごく出て嫁に殺されかねないので・・)ケースは、現在所有しているガソリンランタン用と同様木製で製作予定、フルオープン開き戸にしてしまう予定です。当初は、ケースの製作をしてから物の購入と思ったのですが、サイズが今持っている、288と全く違うことと、その他必要備品を多く詰め込まなければならない現実も含め、現物あわせで作ります。そして、あと気をつけないといけないのは、コールマンのランタンとフェアーハンドのランタンでは、重量差があまりにあるので、重量バランスを見てのケース製作となりそうです。
《一応、設計図はちゃんと作ってます》
そんな感じで、年内の予定はできました。
楽しみ楽しみ!