別所ランプのランタン
昨日、ヤフオクで別所ランプのハリケーンランタンを見つけた。最近知った国内唯一の国産ランタン。(三年待ちぐらいらしい)現在、メーカーも製造を受け付けていないそうです。(女性の方1人で製造している。日産一台ぐらい?)欲しいなと思ってたら中古で見つけた。(昔の彼女に「心に思ったり、言葉に出すと現実に成る(=なので誠らしい)から、思ったことを言わない」と怒られたことがある。実際に良く当たる。)ホヤと言われるガラス部分にヒビが入っているものの、耐熱用の補修剤で修理すれば何とか使えそうだと思い入札。偶然、2人だけの戦いとなったので今日の仕事帰りに電車の中で見えない相手と戦った結果、無事にゲーット!することができました。ちょっとだけ想定価格より高くつきましたが・・。同じハリケーンランタンでもペドロマックスだと数万にもなりますがこいつは、意外と知られてない隠れキャラのような存在。昔、実家にも赤いランタンが有ったはずだが、神戸の震災やら何やらで多分処分されたんやと思う。結構、あっちこっち修理しないと使えないと思うけどなんか大切にしたいなと思ってる。
さて、今の世の中、LEDだとか、省エネだとか皆が口を酸っぱくして言っているものの、結局、時期が来たらまだ使えるのに更新したり、処分したり・・。個人的には、それを、省エネだとか環境保護だとか言っている人達が好きではない。よく考えればわかることですが、省エネ機器を製造すること自体がエネルギーを浪費してるんだから・・。それを、取り替えて処分して、そして、省エネになったぶんエネルギーを足さないと人は、文句を言う。なので、違うところでエネルギーを消費・・。なので、トータルすると消費されるエネルギーの和は、投資する前とイコールになるんだ。(笑)自分にとって省エネとは何か?と聞かれたら、古き良き時代のもの(手作りのもの)を、長く大切に使って行くこと。そして、エネルギーを浪費しないために体を動かし健康体である事。(できるだけ車はやめて歩く。遠出の時は電車を使う等)個人的には、ネットも要らない。便利すぎることほど環境に良くないのです。(あくまで、個人の意見です。)
コールマンケロシンランタン専用ケース製作(その二)
昨日から作り始めたケロシンランタンケース。今日は、職場でもらってきた廃材を使ってコールマン側の固定部品の固定&微調整・・。
一旦位置決めのため、マスキングテープとスポンジテープを使って取り付け位置の微調整。
最終調整した結果最上部の棚は、高さ60mmにしました。しかし、固定をした後でランタンが取り出せないことが判明しランタンをスライドさせて取り出す方法に変更しました。最上部の棚板と、ランタンのベンチレータの隙間が少なすぎました。
《10mmありません》
今回作っているランタンケースは、キャンプの祭使用するランタンの収納のみを考えて設計しているわけではなく、キャンプで使用する火器類を全て収納し、キャンプ中のミニテーブルとなるような設計を行なっています。(今のところ・・。)なので、ここには、ドラゴンフライやNOVAも収容されることとなっています。なので、ランタン上部の棚板には、燃料ボトルを二本入れる必要があり、これ以下での仕様はあり得なかったのです。(初期の設計では、4本のボトルを立てて収容する予定であった。)
《入れておきたい燃料ボトル》
《振れ止めパーツは仕込みます》
そして、今回のランタンケースに仕込んだ、ロック機能をつけました。
取り出しと収納は、下の写真の手順です。(収納は逆です。)
1.蓋を外す。
2.ベンチレータのロック板と燃料調節マミのロック板を外す。
3.右側のロック棒を引き上げる。
4.ロックがかかる迄引き出す。
一応こんな感じです。
左側の部分の関しては、ほぼほぼ完成といったところです。
右側は、フェアハンドランタンと各種灯油ストーブが2台収納される予定です。
そんな感じで、夏までに仕上がれば良いなあと思う今日この頃です。
コールマンケロシンランタン専用ケース製作(その一)
ふふっ!コールマンの286-288,2000-455j加え、639-700ケロシンランタンが加わった。
が、収納するケースがない・・。コールマンのプラスティックのケースが、好きでないのと、燃料ランタンは、二台セットで持っていくのでケースも二台収納できるものが良い。けれど、そんなもの世の中に売ってません。ですので、今まで手作りしたのがあるので、そのケースに入るかどうかを調べるため3台のランタンを並べたら・・。ノーススターよりでかい・・。
《コールマンのランタン3台 後に自作ケースを置いてみました》
と言っても数ミリ程度なので、ケースにはいるだろう・・。結果入った・・。しかし、ここで問題発生・・。この、ケロシンランタンは、吊り下げ用ハンガーが、普通に販売しているものと異なり90度ずれているのと、傘が非常にでかい事もありハンガーが大きくはみ出てます。
《ノーススターの一に収まりますが、ハンガーが出っ張ってます》
蓋を閉めてみると・・。閉まらない・・。
《良く見えませんがハンガーが引っ掛かってます》
仕方がないので、新たにケースを作ることに・・。
板を購入するために近くにコーナンに行ってみた。
無い・・。
欲しい厚さと、サイズの板が無い・・。
仕方ないので、売っている板のサイズに部品を落とし込む。(通路に座り込んで・・)
そして、図面完成!
しかし、一番大きな部品に使えるものがないので諦めてあるものだけ買った帰ろうと思ったその瞬間、横幅が、1830×910×15のサイズの一枚板を発見!
買った板を、その上に置いていき余った部分のサイズを測ると・・。
作れる・・。
その板を購入し、帰ってから工作開始!
切って、穴を開けて・・。
今日は、仮組なので(と言っても本気です。)とりあえず、箱の部分と、固定部品の製作は完成しました。
《ランタンサイズを間違い修正しましたが少し大きめのサイズです》
とりあえず、今日できたところまで・・。
《せっかくなので収納時のイメージを撮影してました》
作業終了!結構暗くなっていたので、キャンピングガスのランタン付けてお掃除しました。
《キャンピングガスのランタンは温かみがあって好きです》
我ながら、よくできました。
オプティマスNOVA修理その2 完結編そして試運転
先日、調子の悪かった#80NOVAの補修部品が届き早速取り替えたので、燃焼 試験・・。
カップリングを接続し、加圧開始!(漏れません)
そしてセッティング!(再チェック・・。燃料漏れなし)
そして、プレヒート開始、NOVAへの点火は数年ぶり?いい感じ・・。
炎が弱まったところで、パワー全開!NOVAの燃焼音は、『シュー(燃料が出る音)ぽわ!(点火した音)コ〜〜!(燃焼音)』って感じで意外と静か・・。(95db)
綺麗な炎が出ました。
治ってよかった・・。
で、次は、整備後の試運転2ドラゴンフライも灯油で燃焼試験、またまた、赤い炎と煙が・・。
そして、燃料コックを開けると・・。
シュー(燃料が出る音)ボッ!(点火した音)ゴ〜〜ジュルルル〜ゴー!(燃焼音)』って感じの爆音が・・(105db)
それぞれに良いところ、悪いところがあってどっちが好き?と聞かれたら、両方選びたい・・。そんな感じです。
ネット上でもこの二機種は、比較されますが2つとも細かい分類上は異なるので比較することはできません。ただ、メンテナンスのし易さと故障率の低さではMSRを超えるメーカーは、出ていません。
それと、オプティマスのストーブは、燃料を変更しても燃焼チップを交換する必要がないという利点があります。これは、白ガスから灯油に変更してもそのまま使えたりします。穴サイズを見た感じは、ドラゴンフライのDGの穴サイズぐらいだと思います。燃料ポンプは、ドラゴンフライが開発される前から(どちらかといえば対抗はアイスパーライト)製品化されていて(optimus 10)、その時代から少し改良が加わって現在の形となっているみたいです。
とにかく、ちゃんと動いてくれてよかったよかった。
燃焼器具灯油化計画
寒いのか、暖かいのかよくわからない日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、昨日去年からの懸案でありましたアウトドア用品の修理・分解整備がすべて終了しました。(OPTIMUS NOVAのクイックカップリングが最後)
《この部品1つが6000円て・・》
あ〜長かったし、高くついた。これで、一部ホワイトガソリン専用器具を除きすべての道具が灯油を使用できるようになりました。今年のアウトドアでの使用燃料は、灯油を使います。というのも、昨年アウトドア用品店を見学?しに行った際燃料を含め金額を見て驚いた。私がアウトドアを始めた頃からは想像ができないほど商品価格が高騰してました。ホワイトガソリンに至っては、4L缶で5000円と恐ろしい価格となっていました。(当時は、2000円ぐらいが相場)かと言って、赤ガスと呼ばれる自動車用ガソリンは、後の手入れと部品を腐食させるので使いたいとは思わない。あと、燃料コストの削減ということも兼ねて、アウトドア系の燃料を灯油系燃料に統一しようと思ってます。(一部、白ガスも残りますが・・)
ただ、照明器具に関しては、マルチフューエル系の燃焼器具は売っていますが欲しいと思わないので、灯油系ランタンを家でどうやって保管するかが問題となる(嫁は灯油集が嫌いなのでケースを作る必要がある。)。なので、当面の間照明に関しては、ガスランタンで我慢です。灯油ランタンを製造しているメーカーは、限られていて、
ペトロマックス(高い)、
コールマンのケロシンランタン(欲しい)、
フェアーハンドのハリケーンランタン(欲しい)
の三種類の中から2つを買いたいと思ってます。多分、コールマンのケロシンランタンと小型のハリケーンランタンを買ってしまうと思う。ただ、ハリケーンランタンについては専用のパラフィン燃料を使いたいと思ってますが・・。(灯油を使うと臭いがすごく出て嫁に殺されかねないので・・)ケースは、現在所有しているガソリンランタン用と同様木製で製作予定、フルオープン開き戸にしてしまう予定です。当初は、ケースの製作をしてから物の購入と思ったのですが、サイズが今持っている、288と全く違うことと、その他必要備品を多く詰め込まなければならない現実も含め、現物あわせで作ります。そして、あと気をつけないといけないのは、コールマンのランタンとフェアーハンドのランタンでは、重量差があまりにあるので、重量バランスを見てのケース製作となりそうです。
《一応、設計図はちゃんと作ってます》
そんな感じで、年内の予定はできました。
楽しみ楽しみ!
アウトドア用品(ガスストーブ編)
前の投稿で液体燃料系のストーブのネタを書きましたが、今回は、ガス系ストーブのお話し。基本的に私がアウトドアで使用したい燃料は、液体系なのですが、誰かと行動したり時間的に長く休憩が取れない時や1人キャンプの時は、ガス系の燃焼器具を使います。お手軽な使用感が何とも言えません。購入したほとんどの機種は、発売年に購入したものが多く最終量産型と微妙に異なる点も多いです。そして、国内で販売されているものの多くは、日本の世界一厳しいと言われるガス検定をクリアしたものばかりです。
OPTIMUS CRUX
ただ、ただ、カッコ良くて、メーカーがオプティマスだったということで購入。このストーブ、スゥエーデンメーカーなのに製造は日本製・・。当時、オプティマス社が世界中から募集し数あるプロトタイプの中から興栄工業が指名され企画、製作する事となった国産のオプティマスストーブ。2005年に発売され、現在、日本では発売されていません。海外では、形は同じですが見た目も、材質も異なるバージョンが発売されており、今のモデルにはMANUFACTURED IN JAPAN FOR OPTIMUSの刻印はありません。現在もオプティマスのガスカートリッジは、販売されていないため発売当時は、興栄工業が取り扱いを行なっていたZIPPOブランドのガスカートリッジが発売されていました。あまり、外で使用していませんが手放すことはできません。
《カッコいいです》
《MANUFACTURED IN JAPAN FOR OPTIMUSの刻印》
EPI REVO3500
現在は、REVO3700として販売されていますが、初代のREVOです。これが発売された当時、プリムスのP153ウルトラバーナーと迷いに迷って(結論として両方買いましたが・・)購入を決めました。バーナーヘッド部のS.P.M.Fという金属繊維を使用することで強風からの影響を最小限に抑えているそうです。EPIのストーブとしては1台のみの所有となります。
《このバーナヘッドが強風にも耐えます》
PRIMUS P153 ULTORA BARNER
初めて個人的に購入したPRIMUSストーブです。購入した理由は、チタンヘッドで超軽量・・。というのがお気に入りでガスストーブとしては、フィールドに一番出ているストーブでもあります。初期のタイプなので、イグナイターや、調整つまみの形状が現行品と少し違うようですが良くわかりません。とても、使いやすくていいストーブですが、REVOと比較すると風に弱い・・。それだけが悩みなんです。軽くて小さいのでよく外に連れて行きます。
《素敵なフォルムにほれました》
《プリムスらしいデザイン》
PRIMUS Express Spider Butane stove
ガス式では、唯一の分離型ストーブです。(OMNIFUELもセパレートですが別格です)大勢で山で食事をする際(殆どありませんが・・)、小型のストーブでは安定せず高重心なこともあるのでセパレートタイプを購入しました。火力は、それほど強くはありませんが、少し弱いぐらいの火力が魅力的な点でもあったりして・・。最近のプリムスのストーブのスタッフバッグは、巾着系の袋でないのが少し難点です・・。
《簡単軽量な構造》
《もう少しガチャガチャしててもいいのでは?って思う》
CAMPINGGAZ BLEUAT370
多分、初めて購入したのがキャンピングガスのシングルバーナー・・。かれこれ20年ぐらい前かな?フランスのメーカーでコールマンが販売を行なっていました。ただ、同じOD缶のようなのに口金の形状が数種類あり、なおかつ、カートリッジの型番で読み取る意外判別ができない・・。そんな感じのバーナーです。最近、カートリッジガスも再販され、時々ホームセンターのアウトドアコーナーに缶だけ並んでいたりします。ちょっと懐かしくなって、ヤフオクで入手しました。(ランタンだけが欲しかったのですが・・)ただ私の所有していたものとは違います。5本の五徳があることと、おかげでとにかく重たいです。とりあえず分解してお掃除したら綺麗になりました。
《5本五徳って‥》
《今では考えられないデカさです》
そんなに所有はしていませんが、ちょっと必要な時に持っていくには非常に便利なものです。
燃料ボトルについて
今は発売されていませんが、燃料ボトルといえば昔はSIGG社のものが有名でした。私も当時のものを今でも使用していますが、その当時のボトルカラーはシルバー・・。それから、時は過ぎ燃料系のボトルは赤色以外のものを出すメーカーも増えてきましたが、私の所有するほとんどのメーカー品は赤色です。
まずは、SIGG社のボトル 1L
このボトルを購入した当時、ボトルといえばSIGGと呼ばれるぐらい多くの種類が発売されていて様々なカラーデザインのボトルが手に入りました。SIGGのボトルは、初期の分離型ストーブがこのメーカーのボトルを使用していました。ほとんどのメーカー品に合うのもこのブランドボトルから始まったからだと言われます。20年ぐらい前に購入したものですが今でも現役で使ってます。ただ、現在販売されているMSRのポンプの、会場が変わり取り付けには多少のコツが必要となります。
MSRボトル① 590ml
一番最初にMSRのストーブを手に入れた際に購入したものだと思います。カラーが赤色になり旧タイプのMSR社のロゴデザインとなっています。ボトルの口のところまで塗装されているところが、現行品と大きく異なる点です。最新のポンプ共互換性があります。
MSRボトル② 325ml
日帰り山用に小型のボトルが欲しくて購入。特筆ところはありませんが、新ボトルシリーズからチャイルドロック付きのキャップに変更となっていることと、キャップ上部に塗装がされていないことぐらいです。
オプティマス旧タイプボトル 600ml
現行品のグリーンと違い赤色で、大きな文字でFUELと書かれています。一番好きなカラーです。
PRIMUS 600ml
PRIMUS OMNIFUELとセット購入したボトルです。カラーはつや消しのレッドにPRIMUSの白いロゴが書かれています。何故か、MSRのポンプとの相性が良くないので、もしかするとヨーロッパ規格のネジ山かもしれません。
PRIMUS EX-MFS付属ボトル637ml
昔所有していた、PRIMUS EX-MFSストーブに付属していたものだと思います。シルバーのベースにオレンジの文字で気に入っています。一度、アルコールを保管していたことがあり内部が腐食したことがあります。
SNOWPEEK 520ml
2001年にスノーピークが発売したWGストーブに付属していた燃料ボトル。燃料ボトルという概念を覆すようなこのカラーリングには驚きです。
色々と種類も豊富に有りますが、やはりどのボトルにも共通して言えることは、安全に燃料を運び、安全にストーブを使用する事です。その為には、使用前の点検と定期的な部品の更新は必要です。