ヒロさん日記

道楽おやじのブログ

コールマンケロシンランタン専用ケース製作(その一)

ふふっ!コールマンの286-288,2000-455j加え、639-700ケロシンランタンが加わった。

が、収納するケースがない・・。コールマンのプラスティックのケースが、好きでないのと、燃料ランタンは、二台セットで持っていくのでケースも二台収納できるものが良い。けれど、そんなもの世の中に売ってません。ですので、今まで手作りしたのがあるので、そのケースに入るかどうかを調べるため3台のランタンを並べたら・・。ノーススターよりでかい・・。

《コールマンのランタン3台 後に自作ケースを置いてみました》

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 と言っても数ミリ程度なので、ケースにはいるだろう・・。結果入った・・。しかし、ここで問題発生・・。この、ケロシンランタンは、吊り下げ用ハンガーが、普通に販売しているものと異なり90度ずれているのと、傘が非常にでかい事もありハンガーが大きくはみ出てます。

《ノーススターの一に収まりますが、ハンガーが出っ張ってます》

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 蓋を閉めてみると・・。閉まらない・・。

《良く見えませんがハンガーが引っ掛かってます》

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仕方がないので、新たにケースを作ることに・・。

板を購入するために近くにコーナンに行ってみた。

無い・・。

欲しい厚さと、サイズの板が無い・・。

仕方ないので、売っている板のサイズに部品を落とし込む。(通路に座り込んで・・)

そして、図面完成!

しかし、一番大きな部品に使えるものがないので諦めてあるものだけ買った帰ろうと思ったその瞬間、横幅が、1830×910×15のサイズの一枚板を発見!

買った板を、その上に置いていき余った部分のサイズを測ると・・。

作れる・・。

その板を購入し、帰ってから工作開始!

切って、穴を開けて・・。

今日は、仮組なので(と言っても本気です。)とりあえず、箱の部分と、固定部品の製作は完成しました。

 《ランタンサイズを間違い修正しましたが少し大きめのサイズです》

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とりあえず、今日できたところまで・・。

《せっかくなので収納時のイメージを撮影してました》

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作業終了!結構暗くなっていたので、キャンピングガスのランタン付けてお掃除しました。

《キャンピングガスのランタンは温かみがあって好きです》

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 我ながら、よくできました。

 

オプティマスNOVA修理その2 完結編そして試運転

先日、調子の悪かった#80NOVAの補修部品が届き早速取り替えたので、燃焼 試験・・。

カップリングを接続し、加圧開始!(漏れません)

そしてセッティング!(再チェック・・。燃料漏れなし)

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そして、プレヒート開始、NOVAへの点火は数年ぶり?いい感じ・・。

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炎が弱まったところで、パワー全開!NOVAの燃焼音は、『シュー(燃料が出る音)ぽわ!(点火した音)コ〜〜!(燃焼音)』って感じで意外と静か・・。(95db)

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綺麗な炎が出ました。

治ってよかった・・。

で、次は、整備後の試運転2ドラゴンフライも灯油で燃焼試験、またまた、赤い炎と煙が・・。

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そして、燃料コックを開けると・・。

シュー(燃料が出る音)ボッ!(点火した音)ゴ〜〜ジュルルル〜ゴー!(燃焼音)』って感じの爆音が・・(105db)

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それぞれに良いところ、悪いところがあってどっちが好き?と聞かれたら、両方選びたい・・。そんな感じです。

ネット上でもこの二機種は、比較されますが2つとも細かい分類上は異なるので比較することはできません。ただ、メンテナンスのし易さと故障率の低さではMSRを超えるメーカーは、出ていません。

それと、オプティマスのストーブは、燃料を変更しても燃焼チップを交換する必要がないという利点があります。これは、白ガスから灯油に変更してもそのまま使えたりします。穴サイズを見た感じは、ドラゴンフライのDGの穴サイズぐらいだと思います。燃料ポンプは、ドラゴンフライが開発される前から(どちらかといえば対抗はアイスパーライト)製品化されていて(optimus 10)、その時代から少し改良が加わって現在の形となっているみたいです。

とにかく、ちゃんと動いてくれてよかったよかった。

燃焼器具灯油化計画

寒いのか、暖かいのかよくわからない日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、昨日去年からの懸案でありましたアウトドア用品の修理・分解整備がすべて終了しました。(OPTIMUS NOVAのクイックカップリングが最後)

《この部品1つが6000円て・・》

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あ〜長かったし、高くついた。これで、一部ホワイトガソリン専用器具を除きすべての道具が灯油を使用できるようになりました。今年のアウトドアでの使用燃料は、灯油を使います。というのも、昨年アウトドア用品店を見学?しに行った際燃料を含め金額を見て驚いた。私がアウトドアを始めた頃からは想像ができないほど商品価格が高騰してました。ホワイトガソリンに至っては、4L缶で5000円と恐ろしい価格となっていました。(当時は、2000円ぐらいが相場)かと言って、赤ガスと呼ばれる自動車用ガソリンは、後の手入れと部品を腐食させるので使いたいとは思わない。あと、燃料コストの削減ということも兼ねて、アウトドア系の燃料を灯油系燃料に統一しようと思ってます。(一部、白ガスも残りますが・・)

ただ、照明器具に関しては、マルチフューエル系の燃焼器具は売っていますが欲しいと思わないので、灯油系ランタンを家でどうやって保管するかが問題となる(嫁は灯油集が嫌いなのでケースを作る必要がある。)。なので、当面の間照明に関しては、ガスランタンで我慢です。灯油ランタンを製造しているメーカーは、限られていて、

ペトロマックス(高い)、

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コールマンのケロシンランタン(欲しい)、

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フェアーハンドのハリケーンランタン(欲しい)

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の三種類の中から2つを買いたいと思ってます。多分、コールマンのケロシンランタンと小型のハリケーンランタンを買ってしまうと思う。ただ、ハリケーンランタンについては専用のパラフィン燃料を使いたいと思ってますが・・。(灯油を使うと臭いがすごく出て嫁に殺されかねないので・・)ケースは、現在所有しているガソリンランタン用と同様木製で製作予定、フルオープン開き戸にしてしまう予定です。当初は、ケースの製作をしてから物の購入と思ったのですが、サイズが今持っている、288と全く違うことと、その他必要備品を多く詰め込まなければならない現実も含め、現物あわせで作ります。そして、あと気をつけないといけないのは、コールマンのランタンとフェアーハンドのランタンでは、重量差があまりにあるので、重量バランスを見てのケース製作となりそうです。

《一応、設計図はちゃんと作ってます》

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そんな感じで、年内の予定はできました。

楽しみ楽しみ!

 

アウトドア用品(ガスストーブ編)

前の投稿で液体燃料系のストーブのネタを書きましたが、今回は、ガス系ストーブのお話し。基本的に私がアウトドアで使用したい燃料は、液体系なのですが、誰かと行動したり時間的に長く休憩が取れない時や1人キャンプの時は、ガス系の燃焼器具を使います。お手軽な使用感が何とも言えません。購入したほとんどの機種は、発売年に購入したものが多く最終量産型と微妙に異なる点も多いです。そして、国内で販売されているものの多くは、日本の世界一厳しいと言われるガス検定をクリアしたものばかりです。

OPTIMUS CRUX

ただ、ただ、カッコ良くて、メーカーがオプティマスだったということで購入。このストーブ、スゥエーデンメーカーなのに製造は日本製・・。当時、オプティマス社が世界中から募集し数あるプロトタイプの中から興栄工業が指名され企画、製作する事となった国産のオプティマスストーブ。2005年に発売され、現在、日本では発売されていません。海外では、形は同じですが見た目も、材質も異なるバージョンが発売されており、今のモデルにはMANUFACTURED IN JAPAN FOR OPTIMUSの刻印はありません。現在もオプティマスのガスカートリッジは、販売されていないため発売当時は、興栄工業が取り扱いを行なっていたZIPPOブランドのガスカートリッジが発売されていました。あまり、外で使用していませんが手放すことはできません。

《カッコいいです》

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 《MANUFACTURED IN JAPAN FOR OPTIMUSの刻印》

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 EPI REVO3500

現在は、REVO3700として販売されていますが、初代のREVOです。これが発売された当時、プリムスのP153ウルトラバーナーと迷いに迷って(結論として両方買いましたが・・)購入を決めました。バーナーヘッド部のS.P.M.Fという金属繊維を使用することで強風からの影響を最小限に抑えているそうです。EPIのストーブとしては1台のみの所有となります。

《このバーナヘッドが強風にも耐えます》

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 PRIMUS P153 ULTORA BARNER

初めて個人的に購入したPRIMUSストーブです。購入した理由は、チタンヘッドで超軽量・・。というのがお気に入りでガスストーブとしては、フィールドに一番出ているストーブでもあります。初期のタイプなので、イグナイターや、調整つまみの形状が現行品と少し違うようですが良くわかりません。とても、使いやすくていいストーブですが、REVOと比較すると風に弱い・・。それだけが悩みなんです。軽くて小さいのでよく外に連れて行きます。

《素敵なフォルムにほれました》

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《プリムスらしいデザイン》

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 PRIMUS Express Spider Butane stove

ガス式では、唯一の分離型ストーブです。(OMNIFUELもセパレートですが別格です)大勢で山で食事をする際(殆どありませんが・・)、小型のストーブでは安定せず高重心なこともあるのでセパレートタイプを購入しました。火力は、それほど強くはありませんが、少し弱いぐらいの火力が魅力的な点でもあったりして・・。最近のプリムスのストーブのスタッフバッグは、巾着系の袋でないのが少し難点です・・。

《簡単軽量な構造》

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《もう少しガチャガチャしててもいいのでは?って思う》

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 CAMPINGGAZ BLEUAT370

多分、初めて購入したのがキャンピングガスのシングルバーナー・・。かれこれ20年ぐらい前かな?フランスのメーカーでコールマンが販売を行なっていました。ただ、同じOD缶のようなのに口金の形状が数種類あり、なおかつ、カートリッジの型番で読み取る意外判別ができない・・。そんな感じのバーナーです。最近、カートリッジガスも再販され、時々ホームセンターのアウトドアコーナーに缶だけ並んでいたりします。ちょっと懐かしくなって、ヤフオクで入手しました。(ランタンだけが欲しかったのですが・・)ただ私の所有していたものとは違います。5本の五徳があることと、おかげでとにかく重たいです。とりあえず分解してお掃除したら綺麗になりました。

《5本五徳って‥》

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《今では考えられないデカさです》

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 そんなに所有はしていませんが、ちょっと必要な時に持っていくには非常に便利なものです。

 

 

燃料ボトルについて

今は発売されていませんが、燃料ボトルといえば昔はSIGG社のものが有名でした。私も当時のものを今でも使用していますが、その当時のボトルカラーはシルバー・・。それから、時は過ぎ燃料系のボトルは赤色以外のものを出すメーカーも増えてきましたが、私の所有するほとんどのメーカー品は赤色です。

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まずは、SIGG社のボトル 1L

このボトルを購入した当時、ボトルといえばSIGGと呼ばれるぐらい多くの種類が発売されていて様々なカラーデザインのボトルが手に入りました。SIGGのボトルは、初期の分離型ストーブがこのメーカーのボトルを使用していました。ほとんどのメーカー品に合うのもこのブランドボトルから始まったからだと言われます。20年ぐらい前に購入したものですが今でも現役で使ってます。ただ、現在販売されているMSRのポンプの、会場が変わり取り付けには多少のコツが必要となります。

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MSRボトル① 590ml

一番最初にMSRのストーブを手に入れた際に購入したものだと思います。カラーが赤色になり旧タイプのMSR社のロゴデザインとなっています。ボトルの口のところまで塗装されているところが、現行品と大きく異なる点です。最新のポンプ共互換性があります。

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MSRボトル② 325ml

日帰り山用に小型のボトルが欲しくて購入。特筆ところはありませんが、新ボトルシリーズからチャイルドロック付きのキャップに変更となっていることと、キャップ上部に塗装がされていないことぐらいです。

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オプティマス旧タイプボトル 600ml

現行品のグリーンと違い赤色で、大きな文字でFUELと書かれています。一番好きなカラーです。

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PRIMUS 600ml

PRIMUS OMNIFUELとセット購入したボトルです。カラーはつや消しのレッドにPRIMUSの白いロゴが書かれています。何故か、MSRのポンプとの相性が良くないので、もしかするとヨーロッパ規格のネジ山かもしれません。

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PRIMUS EX-MFS付属ボトル637ml

昔所有していた、PRIMUS EX-MFSストーブに付属していたものだと思います。シルバーのベースにオレンジの文字で気に入っています。一度、アルコールを保管していたことがあり内部が腐食したことがあります。

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SNOWPEEK 520ml

2001年にスノーピークが発売したWGストーブに付属していた燃料ボトル。燃料ボトルという概念を覆すようなこのカラーリングには驚きです。

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 色々と種類も豊富に有りますが、やはりどのボトルにも共通して言えることは、安全に燃料を運び、安全にストーブを使用する事です。その為には、使用前の点検と定期的な部品の更新は必要です。

 

コールマン燃焼器具メンテナンス(1)

少しずつ暖かくなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?以前のブログでも書きましたが、今回はコールマンのランタンとツーバーナーストーブのメンテナンスを数回に分けてお話しして行きたいと思います。

私が、所有するコールマン製品は、コンパクトツーバーナーDX(発売後リコールがかかり回収対象となっている商品ですが自己責任で所有しています)ノーススター2000 ランタンとワンマントルの286-288ランタンの3品です。

《ケースに入れた状態の二台》

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購入は、1998年ぐらいに購入、うる覚えですが286-288は、当時の価格で5000円ぐらいで購入、ノーススターは9800円で購入したような気がします。現在ノーススターの販売価格は、16500円ぐらいだったと思うので今のキャンパーは大変だなあと思う限り。(なので、大切に使いたい。)前回の点検時には、286-288は、特に問題もなく状態も綺麗でしたが、ノーススターは、着火装置のバッテリーが液漏れを起こしその関係で塗装が剥離している状態となっています。そのうち、塗装はしようと思ってますが今のところは現状維持で使いたいと思っています。

《286-288》

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《ノーススター2000》

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そんな2台ですが、何分にも20年も使用して使用前と使用後にメンテナンスと時々分解清掃を行っていることもあり特に異常は見受けられないのですが、ポンプカップが劣化して圧抜けを起こすので、ゴムカップから皮のポンプカップに交換してしまいました。最近の、アウトドア各ブランド製品で皮のポンプカップを使用するブランドは少なくなってきました。

《左286-288用、右ノーススター用交換前》

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《左286-288用、右ノーススター用交換後》

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ついでに、Coleman Compact Two Burner DX(423–770J)のポンプカップも交換してしまいます。

《下のグリーンボディ423–770本体、赤色が燃料タンク》

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後日登場しますが、このツーバーナーは、1997年に製造が開始され数年後に、リコール回収商品となったため国内で所有する人は、少ないのです。故に、現在では、プレミア商品扱いされているそうです。(手放す気は全くありませんが・・。)リコール対応は、新品のパワーハウスツーバーナーに交換してくれるそうですが、自作のケースを作った直後にその情報を入手したことと、車の積み込み荷物の容量の関係もあったので交換せず現在に至ります。小さいこいつは好きですよ。

とりあえず、今回は今回はこの辺で・・。

 

 

オプティマスNOVA修理その1

以前から調子の悪い、optimus #80NOVA、今日クイックカップリング以外が届いたので修理してみました。とりあえず故障状況もわからない方もおられると思うのでご説明から・・。

1.ポンプカップが劣化しており加圧不良になる。

これは、ポンプカップの問題だから交換すれば問題ないかと思っている。製造時の研削屑がポンプカップに付着しているのも加圧不良に起因するのではないかと思う。

2.燃料調整用スピンドルのOリングの劣化(固い)

購入後、15年以上経過しているのでゴム部品の劣化は仕方ないと思う。単に交換するだけ。

3.接続部の燃料フィルターがない。(無くても問題ありません)購入時は、あったはずなのですが・・。長い年月とともになくなってしまっている。

4.部品代用の為プレヒート用のウイックがない

新規で購入したものをインストール

5.燃料タンクとの接続Oリングの交換

こいちらも劣化の問題ですので交換する。

6.ポンプの燃料漏れ(接続時、未接続時共通)

今回一番の問題で、加圧すると燃料が漏れる。内部のジ構造が不明なので特に困っている。

という感じ、という事で修理をスタート。

1‐1 見た目問題はないように思えますが、圧ぬけしているのでポンプの押し棒がオープン状態で最後まで押し切られている。密閉性が悪い時に起きる症状です。新しいカップを用意して早速交換する。

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1‐2 皮が荒れている、所見では皮の表面にアルミ切子などが付着していたのも不具合の原因と思われる。今回入手したのは、ゴム製ではあるが交換。

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1‐3 ポンプの筒内部をパーツクリーナーで洗浄後、組み立て。予想通りエア抜けが改善されたため、圧縮後残圧が筒内に残り数センチのクリアランスが発生した。

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2 燃料調整用スピンドルが劣化しているので、部品の抜き差し時に大きな力を必要としていた。取り急ぎ、部品の交換を行い問題はない。オイルの為にゴム部品が膨張していた。

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3-1 ただ単に、パーツを紛失もしくは、撤去していたので再インストールし復旧した。

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 4 プレヒート用のウイックを取り付け復旧

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5 ポンプ燃料タンク接続部分のOリングの交換

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6 一番の難関クイックカップリングは、吐出口にあるリングを取り外し、チューブを差し込めば意外と簡単に分解できることが分かった。内部を確認すると、基本的にOリングの劣化によるものと判断した。一部Oリングについては予備品があったため交換したが、部品の一つを紛失たこともあって、カップリングに差し込まずに加圧すると加圧されない状況になった。カップリングを装着した状態であれば使用可能となる。(笑)とりあえず部品の到着待ち・・。

下の写真では、下列右から二番目の部品が、チューブとの接続用Oリングで、この部品が割れていたため接続部の密閉状態が保てなくなり漏油していたのが一点と、その奥にある密閉用Oリングが脱脂状態で固着していた。そのため、加圧時にタンク内の密閉状態を保ないのと、漏油を引き起こす原因となっていた模様。(これの一部部品が無くなったため復旧できず。)

 

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この、Oリングが曲者でした。

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 今回、基本構造が判明したため、今後部品の交換整備は可能であるが、油脂を使用するため専用部品の調達が困難であることも考慮したうえで、今後の対策をどうするのか検討する必要があると思った今回の修理作業でした。ただ、使用後乾燥させリュブリカントオイルを注油しておけば耐用年数が伸びたかもと思うのは私だけですかね?とりあえず、応急処置は完了しました。